「何事もつくづくと思い出すべきではない。」
(解説)
昔にあった嫌なこと、悪いことを思い出して落ち込んでいてもいいことはない。ひたすら落ち込むだけだ。また昔にあった楽しいことや良いことを思い出しても何にもならない。そして、あの時こうすればよかったとか後悔したところで始まらない。何をやっていても、絶対に後悔するのが人生だ。だから、その時に最善だと思ったことをしておけばいい。ただ、それでもやはり後悔すると思う。
もちろん過去を全く振り返らないというのも決して良いことではない。振り返りすぎがよくないと秀吉は言っているのだ。
過去は適度に思いだし、将来に良いイメージを持ち続ける。精一杯今を生きる。起業をして失敗したとしても、何度も挑戦すればいい。そしてその挑戦を阻害する要因は絶っておかなければならない。
[教訓]
〇昔のことに拘り過ぎるな。思い出してもいいことはない。未来を志向せよ。