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リーダーは強気でちょうどいいのだ

「いくら謙信や信玄が名将でも、俺には敵わない。彼らは早く死んでよかったのだ。生きていれば、必ず俺の部下になっていただろう。」

(解説)
リーダーはこれくらい強気でいてよい。実際は歴史上の人物とは比べようもないし、今と同じ環境を与えてあげなければならない。同じように今のプロ野球選手と昔のプロ野球選手のどちらが優れていたかと言えば、体力や能力的には今の選手ではないだろうか。そもそも昔とは環境が違いすぎる。ロートルのファンからすると、昔の選手の方が根性があったから、絶対に昔の選手の方が能力が高いというだろう。そんなことで食べていけるのはいい加減なスポーツコメンテーターぐらいだ。時代が違うことを思い知らなければならない。

企業経営も同様である。経済成長期に色々な優秀な経営者がいたことも確かだが、彼らが今の環境下で同じような活躍ができたかというとはなはだ疑問である。時代がよかったのだ。そう思う気持ちは必要であるが、そうは言っても、今のリーダーであれば、これからの時代を作らなければならないし、現実にスタッフを引っ張って、結果を出さなければならない。だから常に強気でいることが大切である。

[教訓]
〇昔の偉人と比べても意味がないが、俺の方が凄いと自信を持ち、スタッフを引っ張り結果を出すためのエネルギーにすることは望ましい。どんどん、比較して自分が凄いと思うと良い。

この記事を書いた人
経営学博士。経営学は座学より実学をモットーに大学院在学時より、サラリーマンで修業。一部上場企業の財務、メガバンクでの不良債権処理、 上場支援、上場後の投資家向け広報、M&A、事業承継等を経験。 数千の経営者と身近に接することが多く、数多くの成功例や失敗例を見てきた。 一人でも多くの成功者を輩出することが自らの天職と考え、現在は独立し、起業家に対して、ファイナンスやマネジメントまわりのサポートを行っている。 起業家モチベーター。
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