世界の歴史を題材とした起業家応援メディア

達成感を味わうためには目標を明確にせよ。

「やるべき事が明確であるからこそ、日夜、寝食忘れて没頭できる。」

(解説)
そもそも人間やるべきことが何だかわからないうちに一生終えてしまう人だっているだろう。仕事については生活の手段だと割り切って、趣味を充実させる人もいる。そんな生き方を否定することもないが、正直仕事を生活の手段だと割り切れるのは若いうちだけではないだろうか。これから人生100年時代と言って、長生きすると、年金のもらえる金額だって少なくなるわけだから、一生働くことを前提とする生き方を要求される。厚生労働省はそんなことを言わないが、いずれ今の若い人たちが老人になったときに、そのような生き方を覚悟しておくべきだ。死ぬまで永遠に働くことを要求される社会。その時に我々は、仕事について、せっかくだから生きがいの持てるようなものにしたい、少しでも。もちろん老人になったときにそれは考えればいいと思うかもしれないが、その時になってからでは遅いのだ。若いうちに、少しでも自分のやりたい仕事に巡り合っておかなければ。

そこで、やりたい仕事の見つけ方を考えてみよう。これは起業だけでなく会社勤めにも応用できる。やりたい仕事は、やりがいを持って継続的に働いても全く苦ではない仕事である。そのためには自分のなりたい将来を考えよう。海外でブイブイやっていたいのか。家族をもって配偶者と子供二人なのか。一人でひっそりと暮らしたいのか。

海外でブイブイやっていたいのなら、海外に飛び出した方がいい。家族を持ちたいのなら、あまり残業のしない仕事の方がいいだろう。一人でひっそり暮らしたいのなら、在宅ワークやフリーランスが向いているだろう。そうなるとコンピュータープログラマーもいいのかもしれない。

次に過去の成功体験を考え、一番モチベーションが上がったことは何か。ワクワクしたことは何か、時間を忘れて没頭できたことは何かと考えてみよう。食べていけるかはさておき、ゲーマーだったら、最近はeスポーツというものあるだろう。ひたすらやりたいことをメモ書きするという手もある。

概ねやりたいことがわからないのは、失敗を恐れていたり、他人の評判が気になる。実は自分の長所がわからないということもある。自分の長所については、案外、他人に聞いてみるのも良い。その長所を生かした仕事は何かを考えてみよう。人前で話すのが好きならば、講師、コンサルタントという選択肢もある。

いずれにしても、自分の可能性を限りなく斬り捨てないことだ。そこからやりがいのある仕事は見つかる。

[教訓]
〇やりたい仕事を探すためには、失敗を恐れるな。他人の評判を気にするな。自分の長所を知れ。

この記事を書いた人
経営学博士。経営学は座学より実学をモットーに大学院在学時より、サラリーマンで修業。一部上場企業の財務、メガバンクでの不良債権処理、 上場支援、上場後の投資家向け広報、M&A、事業承継等を経験。 数千の経営者と身近に接することが多く、数多くの成功例や失敗例を見てきた。 一人でも多くの成功者を輩出することが自らの天職と考え、現在は独立し、起業家に対して、ファイナンスやマネジメントまわりのサポートを行っている。 起業家モチベーター。
SNSでフォローする