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何事も、やって見なきゃわからないという感覚を持て。やる前に諦めるな。

「万事、見にゃわからん。」

 

(解説)

二つの意味がある。見ないものは信じられない。あるいはやってみなけりゃわからない。

 

見ないものは信じられない。組織においては、全部自分がやるわけではないから、特に現場の事がよくわからない。そんなときに、上司が何らかのアクションを起こさなければならない場合、現場にいた部下から、正確に情報を吸い上げなければならない。

 

正確に報告させるための技術が必要になってくる。そのためには、以下の事を的確に報告させるように心掛けると良いだろう。

  • When
  • Where
  • Who
  • What
  • Why
  • How
  • How many
  • How much

全ての事は無理でも、レポートにまとめさせると良い。

 

その他、報告させるにあたっての組織としての心構えとして以下のことを要求してみよう。

  • スピード感をもって遅滞なく報告(経過報告・変更報告・終了報告)
  • 報告する相手から聞かれる前に部下に積極的に報告させること
  • 自分に不都合なことでも正直に報告させること
  • メモや参考資料をつける等、相手がわかりやすいように工夫させること

 

一番難しいのは不都合なことを報告させることだ。後で問題が大きくなってからでは遅い。隠していたら、厳罰に処する必要はある。

 

[教訓]

〇5W3Hで的確に報告させよ。

この記事を書いた人
経営学博士。経営学は座学より実学をモットーに大学院在学時より、サラリーマンで修業。一部上場企業の財務、メガバンクでの不良債権処理、 上場支援、上場後の投資家向け広報、M&A、事業承継等を経験。 数千の経営者と身近に接することが多く、数多くの成功例や失敗例を見てきた。 一人でも多くの成功者を輩出することが自らの天職と考え、現在は独立し、起業家に対して、ファイナンスやマネジメントまわりのサポートを行っている。 起業家モチベーター。
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