「人の世に失敗ちゅうことは、ありゃせんぞ。」
(解説)
失敗を失敗と烙印を押すのは取引業者と銀行位のものだ、そして彼らに責められて失敗と認めることになった自分だ。
失敗から何を学ぶかが重要であり、失敗は成功の母であるため、失敗は厳密には失敗ではない。一番の失敗は、失敗から何も学ばず、同じ過ちを繰り返すことだ。でもこういった人物は結構多い。
何度指摘しても同じ過ちを繰り返すバカ。こういうリーダーがいる会社は絶対に長続きしないし、給与未払発生確率100%だから、関わるべきではない。従業員としても当然だが、間違ってパートナーにもなってはいけない。特にパートナーは役員となる以上、労働基準監督署は守ってもくれない。
これもまた当たり前のことだが、社会保険に加入していない事業者、これもパートナーやスタッフとして関わるべきではない。世の中、上手く行かないことはあるし、失敗はあって当たり前、再起不能な失敗もないではない。そのようなときに、雇用保険に加入していない会社にも拘わってはいけない。何故ならば、退職すれば、失業保険をもらえるチャンスがあるのだから、その国が用意してくれた素晴らしい制度は活用すべきだ。まずは生活第一に考えよう。雇用保険に加入していないというだけでブラック企業確定だ。但し、社長しか働き手がいないのであれば話は別だ。
給与未払はどうも常習犯になりやすい。第一には、給料なんて払えないことがあって当たり前という開き直りが元々ある人物、第二には、一度給料未払をしてしまって、労働基準監督署からキツイおしかりがそれほどなかった場合、従業員が泣き寝入りして、実質的な損害を受けず、給料を払わずに済んでしまったために、大したことねえなあと高をくくっている人物。どちらも関わりたくない人物だ。人を雇うことを決めたら社会保険や雇用保険は代表取締役としての最低限守るべき規則だ。
[教訓]
〇失敗は自ら烙印を押さない限りは、失敗ではない。
〇失敗から学ぶことが大切。