「日本を今一度 せんたくいたし申し候」
(解説)
1963年6月29日、龍馬が姉の乙女に宛てた手紙の中の言葉、『江戸の同志と力を合わせて、外敵と通ずる悪役人を撃ち殺して、この日本をもう一度洗濯することが、神への願いでございます』と幕府を倒す決意を述べている。また、同じ手紙の中で龍馬は福井藩から頼りにされて、もしクーデターが起これば、福井藩士2,300人を指揮して行動するとも語っている。
まあ、極端になると、今のテロのようなものだ。為政者が一般民衆を弾圧(あるいは攻撃)することを正当な権利としつつ、政府を相手に攻撃したいができないから、弱い一般民衆に暴力行為を起こす連中の行動をテロと呼んでいる。そんなにやりたきゃ一般民衆相手にはやめてくれと言いたい。実際は、テロ組織も政府機能を占拠できれば、きっと官軍呼ばわりされるだろうが、永遠に無理だろう。
さて、政治を洗濯するとテロ呼ばわりされるし、時間がかかっても民主的な制度を用いて、じっくりと変えていってほしい。
それはさておき、時間をかけずに選択してもいい方法はある。それは起業だ。次世代のビジネスを立ち上げ、育て、上場し、既存の企業のサービスを凌駕する。これは一種の洗濯と言ってもいいだろう。そして極めて合法的な洗濯だ。
起業家の行動によって、既存企業がダメージを受けることがある。つまりビジネスの世代交代である。それは問題はないだろう。ビジネスのルール通りにやっているのだから。既存企業をぶっ壊す。これが起業家の役割なのだ。
[教訓]
〇既存企業をぶっ壊すのが、起業家だ。
〇起業家は、既存事業のサービスを破壊することで、合法的な世の中の洗濯ができる。