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一流の周りには一流が集まる。一流に恵まれたければ本人が一流になれ。

「わしは40年間、世界中の超一流人材を依頼によって引き抜いてきたプロのヘッドハンターなのだ!!孫の復讐をするには世界最高の腕を持つ狙撃者が必要だった!!わしはプロとして、あんたをヘッドハンティングしたのだ!!」

(ストーリー)
企業のトップクラスの人材を標的とするヘッドハンターの会社があった。クラントン社というエレクトロニクスメーカーの実態調査が副社長サミュエル・ポッターにとって不満であった。探偵が徹底的に調査すると、多国籍企業向けの情報収集をしている会社であり、この情報を知っているだけでも身に危険があるものであった。クラントン社はエルサルバドル共和国を一企業が買収するための情報を収集しているようであった。探偵とサミュエルは消された。

交通事故となっているが、おかしいと踏んだその探偵の祖父ハロルド・ポッターは二人の死の真相を確かめ、ゴルゴにクラントン社の社長を殺害することを依頼した。しかし社長がわからない。ハロルドは調査を開始した。

クラントン社の従業員に銃を突き付けて、社長の名を聞き出すも、その従業員も名前は知らないという。社長には副社長と2人の重役だけが連絡できる仕組みになっていた。そこで、会社のオフィスに向かい、社長に電話をかけると、クラントン社と敵対しているはずのハドソン研究所の所長がクラントン社のトップであることが判明した。その名はフラッドであり、ハロルドの旧友でもあった。

多国籍企業とハドソン研究所、つまりホワイトハウスは同じ穴の狢であり、エルサルバドル買収という多国籍企業の暴走は大統領の下で行われていたことが判明した。

ハロルドは召使に連絡し、フラッドの写真をゴルゴに届けるように連絡した。ハロルドは追ってきた殺し屋に殺される。ゴルゴはハロルドがプライベートジェットで飛び立つときに狙撃した。

(解説)
「ヘッドハンター」の一幕である。サミュエルの祖父は、孫の無念を晴らすためにゴルゴに仕事を依頼した。一流は一流と仕事をするのだ。今、身の回りに一流がいないのであれば、まずあなたが一流ではないということなのだ。あなたが一流であれば一流が寄ってくる。

部下に優秀な奴が来ない、といって、次から次へと優秀と思われる人材をスカウトしても、上司であるあなたが優秀でない場合は、部下にも恵まれない。優秀でない奴をスカウトしてきて優秀な人材に育てなければならない。人材の育成がでいなければ、上司としては優秀でも何でもない。部下が仕事ができないと嘆くなかれ。

[教訓]
〇優秀な上司の下に優秀な部下が付く。優秀な部下がいないと嘆くならば、それは上司であるあなたが優秀ではないからである。優秀な人材に部下を育てよ、育てることができればあなたも優秀な上司になれる。上司は部下を育ててなんぼである。

この記事を書いた人
経営学博士。経営学は座学より実学をモットーに大学院在学時より、サラリーマンで修業。一部上場企業の財務、メガバンクでの不良債権処理、 上場支援、上場後の投資家向け広報、M&A、事業承継等を経験。 数千の経営者と身近に接することが多く、数多くの成功例や失敗例を見てきた。 一人でも多くの成功者を輩出することが自らの天職と考え、現在は独立し、起業家に対して、ファイナンスやマネジメントまわりのサポートを行っている。 起業家モチベーター。
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