「それじゃあ、一発の弾丸で確実に犯人の一人を倒せる自信があるのかね!?」
「それは・・・やってみないことにはわからないことです・・・」
「「やってみなければ」でこの計画を遂行できるとお思いですかな、ミスター・メルキン?あなたの作戦は、取りやめていただくようになさそうですな!」
(ストーリー)
ある刑務所から、ある男が釈放された。その男に対して保釈金を出した男がいる。前者がシャドウ、後者がジョーと呼ばれている。ジョーはシャドウに仕事を依頼した。リベリア船籍の大型タンカーでガソリンを積んでいる。リバプールへ向かってニューヨークから出港するタンカーをハバナへ向かわせる目的だ。そして主なシャドウの役目はメインマストに仕掛けた爆薬をモーターボートから狙撃すること。通信機能をマヒさせ、FBIに感づかれないようにするためだ。
最終的にはこの原油をコーザ・ノストラにさばかせる。大波で揺れるボートから正確に射撃しなければならないが簡単にやってのける。ボートの運転を彼女にやらせたが、刑務所に逆戻りだとして、シャドウを怒らせ、女性をシャドウが射殺してしまう。
運転手を失ったボートから、シャドウは投げ出され、先ほどマストを吹きとばしたタンカーに救助される。この死体を載せたボートが海岸に到着し、FBIは大型タンカーがシージャックされたことに気づく。
ゴルゴはFBIからタンカーに乗る犯人射殺を依頼された。ゴルゴも相手に狙撃の名手がいることに気づき、マストの上からレールを片手に落下しながら、次から次へと犯人集団を射殺。射撃で一番難しいのが下向かって落ちる標的。狙撃屋の一番の盲点を突き、狙撃の名手を射殺した。
(解説)
「ANGRY WAVES」の一幕である。どんな人に投資したらいいのか、それは「やってみなければわからない」と言わない人材だ。投資はそもそもリスクがあるから、やってみなければわからないことをやるのが当たり前だ。そんなことは言わなくてもわかるから、どのようにやったら成功できるか、ソリューションを答えられる人間に投資しなければならない。もちろんそれだって最後までどうなるかわからない。ソリューションすら答えられない人間には投資してはならない。
[教訓]
〇ソリューションを語れること、そしてそのソリューションと結果のリンケージを理解できる人間に投資せよ。