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会社経営は聖地である

「万に一つも助かると思うな!!」
「あの子が助けてくれと叫んだ声は聴かなかったことにしてくれ・・・あの子は勇敢に死んだのだ。わしのたった一人の息子だった。」

(ストーリー)
ゴルゴの操縦によってハイジャッカーに奪われた小型飛行機は着陸した。黒人の3人の大人は共和国のオハネヒ将軍を助けに行き、ゴルゴと白人女性は銃を持つ黒人の少年(サマンバ)に見張られた。

将軍を捕えていた軍隊が、小型飛行機を見つけて襲ってきた。それをゴルゴが撃退する。しかし次に来る追手から逃れるために、ゴルゴと少年、白人女性はジャングルに身を隠した。

その頃、将軍を助け出した3人の黒人の男たちが、小型飛行機の下に戻ってきて、少年がいないことを知る。将軍は少年やゴルゴがどこかに潜んでいることを察知し、夜に再び迎えに来ると合図を残し、その場を去った。

夜、将軍たちはゴルゴに合流し、将軍はゴルゴに支援を依頼。次から次へと大人の兵が基地に近づけずにいたが、小柄な少年が突撃し、石油タンクの近くに爆薬を仕掛けたが、少年は敵の銃弾を受けた。将軍は少年の父親であったが、ゴルゴに少年もろとも爆薬を破壊するよう依頼した。

(解説)
「飢餓共和国(後編)」の一幕である。自分の息子を基地のダイナマイト設置係に送り出したとき、そして負傷して戻れないことを知ると、ゴルゴに狙撃を依頼し、爆破の後、語った台詞である。

ビジネスにおいて、命を懸けるほどの事はそうそう訪れないが、心意気としては、自分の人生をすべて賭け、そして、自己を犠牲にする精神を今の経営者が持っているだろうか。正直、自己犠牲の精神を持たぬ者が経営者をやっても、なんちゃってCEOにすぎない。そんな奴の下に誰が従おうというのか。自分の人生をなげうってそれに賭ける経営者にこそ、従業員はついて行くのである。

[教訓]
〇死ぬ気で経営しろ。自己犠牲の精神がないならば会社経営など考えるな。サラリーマンでもしてろ。金儲けがしたいだけなら、詐欺師でもやってろ。会社経営とは崇高な聖域である。

この記事を書いた人
経営学博士。経営学は座学より実学をモットーに大学院在学時より、サラリーマンで修業。一部上場企業の財務、メガバンクでの不良債権処理、 上場支援、上場後の投資家向け広報、M&A、事業承継等を経験。 数千の経営者と身近に接することが多く、数多くの成功例や失敗例を見てきた。 一人でも多くの成功者を輩出することが自らの天職と考え、現在は独立し、起業家に対して、ファイナンスやマネジメントまわりのサポートを行っている。 起業家モチベーター。
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