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会社にいなければ仕事にならないという会社は、将来終わる

「ふふふ・・・外に出るのは久しぶりだからなあ!太陽の下で手足を伸ばすってのは、気持ちのいいもんだぜ!はーっはは・・・」

(ストーリー)
元FBIのブラッドがフロリダにゴルゴを発見した。一度射殺したアダムスが本物じゃないことに気づいたと察知した。

ブラッドはFBIの元同僚にサポートを依頼。ゴルゴを捕まえようと計画した。アダムスは自分を狙っていたゴルゴがマイアミから出たと思っていて市中から出てきて別荘にやってきて、普段のように過ごしていた。

ブラッドとFBIはまた、本物のアダムスをゴルゴが狙いに来ると読んでいた。すると、海の遠くにボートが止まっていることに気づいた。双眼鏡で覗くとゴルゴであった。FBIはボートでゴルゴに近づいた。そして武器をどこに隠しているかを探したが見当たらない。

そして、ゴルゴのボートの上から、アダムスの別荘を覗くと、ゴルゴのいた場所からでは別荘のプールが見えない。つまり、プールサイドにいたアダムスの替え玉を撃った狙撃地点は海上ではなかったとFBIは考えた。

プールサイドからもまったくゴルゴが見えない。しかしゴルゴは狙撃した。満潮時のみプールサイドを見ることができた。武器は釣り糸に引っ掛けて海の中に隠しておいた。FBIはゴルゴの射殺に関して陪審員を説得できないとあきらめざるを得なかった。

(解説)
「南フロリダ殺人ゲーム(後編)」の一幕である。ゴルゴにしては、珍しく狙撃相手のミスであった。それはさておき、替え玉を用意して、ゴルゴに殺害させ、自分は部屋の中で閉じこもり、ゴルゴがいなくなったを知ったときに、別荘で羽を広げた。しかし、ゴルゴも替え玉を撃ったことに気づき、本物を撃つためにもう一度狙撃したのである。上記は、長い間部屋の中に閉じこもっていたために、外に出たときに気分がよくなった、本物のアダムスの台詞である。

近年、フリーランサーや会社を作るも役員と従業員は自分だけ、あるいはその他数名という会社は増えてきているだろう。また、起業家は数日会社に泊まり込み、のようなことはよく起きる。基本的に仕事好きだから、寝る以外はすべて仕事をしていても苦痛に感じない。それほど仕事を愛することが大切である。しかし、ずっと座りきりは健康によくない。同じ体勢を続けると体が硬くなる。血流が悪くなれば健康にも良くない。頭への血流も悪くなれば、発想力も衰える。そのため、定期的に外で羽を伸ばすことをお勧めする。体と頭、そして心は一心一体。自分とビジネスも一心一体である。羽を伸ばす時間も仕事のうちと考えよう。決して無駄な時間ではないのだ。

それは役員ではなく、従業員とて同じこと。

会社にいないと仕事にならない、という会社は、終わる。

[教訓]
〇外で羽を伸ばすのも仕事、お客の前か机の前に座っているとか、会社にいるだけが仕事じゃない。

この記事を書いた人
経営学博士。経営学は座学より実学をモットーに大学院在学時より、サラリーマンで修業。一部上場企業の財務、メガバンクでの不良債権処理、 上場支援、上場後の投資家向け広報、M&A、事業承継等を経験。 数千の経営者と身近に接することが多く、数多くの成功例や失敗例を見てきた。 一人でも多くの成功者を輩出することが自らの天職と考え、現在は独立し、起業家に対して、ファイナンスやマネジメントまわりのサポートを行っている。 起業家モチベーター。
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