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余計なことはするな。サッサとやれ。

「人を殺すときには、つまらんおしゃべりをしている暇に引き金を引くことだ。」(1話)

(ストーリー)
ゴルゴ13に記念すべき第1回目「ビッグ・セイフ作戦」のゴルゴの台詞である。仕事の内容は、イギリスの諜報機関MI6からの依頼で、スイスのチューリッヒに住む、元ナチスの親衛隊長(ベルンハント・ミューラー)の狙撃だ。

セスナ機でベルンハルト家の屋根に、イスラエルの攻撃と見せかけて、爆弾を落とし、屋根の一部を破壊。その後、屋根の修理工を装って、その屋根の上から、ベルンハルトの金庫の天井に穴をあけ、進入路と確保。その金庫をベルンハントが開けた途端に、金庫の中から狙撃した。

その後、MI6の諜報員がゴルゴを口封じのために殺しにかかるが、逆にゴルゴに殺される。そのときに行った台詞が、「人を殺すときには、つまらんおしゃべりをしている暇に引き金を引くことだ」というものだった。

(解説)
ゴルゴは、依頼者に対しても信用しきっていない。常に狙われているということを前提で人に会う。何も言わずに拳銃を取り出して、即座に射殺していれば、ゴルゴが1話で終わったことになる。もちろん、ゴルゴは早打ちの名手だから、相手が拳銃を取りだす瞬間に、既に引き金を引き終わって射殺しているのだろうが。

ビジネスにおいても余計なことは言わない、しない、サッサとやることやる。相手にわざわざ予告しなくてもいい、ということと言えよう。

[教訓]
〇やるべきことはサッサとやる。余計なおしゃべりも不要。

この記事を書いた人
経営学博士。経営学は座学より実学をモットーに大学院在学時より、サラリーマンで修業。一部上場企業の財務、メガバンクでの不良債権処理、 上場支援、上場後の投資家向け広報、M&A、事業承継等を経験。 数千の経営者と身近に接することが多く、数多くの成功例や失敗例を見てきた。 一人でも多くの成功者を輩出することが自らの天職と考え、現在は独立し、起業家に対して、ファイナンスやマネジメントまわりのサポートを行っている。 起業家モチベーター。
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