「贈り物だ」
「やっぱり時限爆弾」
「小型だが・・・運転席の真下にあった・・・効き目はあったろう。アメリカ人好みの陽気なやり方だ。」
(ストーリー)
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団の二人の団員が、講演でバンクーバーに来ているときに逃亡し、彼らはアメリカへ寝返った。亡命を決心される前に殺害することがKGBからゴルゴへの依頼だ。
バンクーバーへ渡った後で王室カナダ騎馬警察(RCMP)から、KGBから殺害依頼のあった管弦楽団員の二名を殺害してくれという同じ依頼を受けた。
そのため、同じ依頼であったため、ゴルゴは騎馬警察からの報酬は不要と言った。驚く諜報部バンクーバー班主任ではあったが、部下を一人道案内のこともあり、ゴルゴのためにつけた。
二人で管弦楽団員を追うが、途中、CIAからゴルゴたちが狙われるも、返り討ちにした。
(解説)
「マニトバ(前編)」の一幕である。管弦楽団員がKGBの工作員と分かり、CIAが追っており、ゴルゴたちがCIAから襲われた。そのときに車に時限爆弾が仕掛けられ、すぐにゴルゴはそれを取り外した。その時のゴルゴとRCMPのメンバー女性との会話である。
現実的には、命の危険に対する一難が去った後でジョークは出ないが、ビジネスにおいては、常にジョークを飛ばすくらいの余裕を持つ必要があるということを示唆している。
ジョークを飛ばせる状況とは、頭が柔らかくなっており、色々な物事に目を配る余裕があり、コミュニケーション能力の高い証拠でもある。リラックスしているときにジョークを飛ばせるのだ。ビジネスは緊張する場面も多いが、頭のどこかではリラックスしていた方が、良い判断もできる。
[教訓]
〇ジョークを飛ばせるぐらいに余裕を持っておけ。