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ビジネスでは常にプランAとプランBを用意せよ

「カートライトさん!!探したぜ!!いやね、あんたの所へ・・・例の殺し屋が向かったって情報が入ったものだから、それで。しかし、この調子じゃあ・・・あの情報はガセネタだったらしいな・・・」
「もし、奴が、このマッケンリッジを俺の差し向けた殺し屋だと知ったら・・・奴は・・・俺の居場所を突き止めるために・・・」

(ストーリー)
フランツとズルゲという暗殺者がゴルゴに殺された。シュトリッヒが額を撃ち抜かれた。ゴルゴはカートランドの愛人のところに現れた。その背後からゴルゴを襲う刺客デクスビッチも額を撃ち抜かれた。

カートランドはまだ東ドイツからの逃亡ビジネスを続けようとしていたが、みんなゴルゴにビビったのか、もう潮時だと言い出す。カートランドは一人でもやるという。

カートランドがある東ドイツ人2名を西ドイツに運んだ時に、また手がかゆくなった。ゴルゴが来たと予想した。殺し屋マッケンリッジがカートランドの現場を訪ねてきた。その殺し屋を追ってきたゴルゴが、カートランドと殺し屋を射殺した。

(解説)
「幽霊定期便(後編)」の一幕である。危険を察知し手のひらがかゆくなるという特殊能力を持つカートリッジは、神出鬼没で、いつどこに現れるかわからない。とすれば、殺し屋に「カートライトを狙う」という情報を送り、殺し屋を付ければ、カートライトのところに向かうはず、というゴルゴの読みが当たった。殺し屋を尾行したら、まんまと標的のカートライトのところに運んでくれたのだ。

目標と達成するのに、正攻法だけではうまくいかないこともある。どの方法が一番、高い確率で成功に導けるかを考えればよい。利益を一定レベル出すということを目標に置けば、売上を上げるのも一つだし、コストを下げるのも一つだ、どちらが妥当かどうかは、そのビジネスの環境にもよる。

方法なんて無数にある。これがダメだったらダメは早すぎる。ある目標を設定したら、プランAの他、プランBを用意しておくべきだ。

[教訓]
〇ビジネスにおいては、プランAやプランBは当たり前の話だ。一つの手段でダメなら諦めるのはまだ早い。

この記事を書いた人
経営学博士。経営学は座学より実学をモットーに大学院在学時より、サラリーマンで修業。一部上場企業の財務、メガバンクでの不良債権処理、 上場支援、上場後の投資家向け広報、M&A、事業承継等を経験。 数千の経営者と身近に接することが多く、数多くの成功例や失敗例を見てきた。 一人でも多くの成功者を輩出することが自らの天職と考え、現在は独立し、起業家に対して、ファイナンスやマネジメントまわりのサポートを行っている。 起業家モチベーター。
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