「1個はあんたのものとして・・・どうやらもう1個は俺への贈り物らしいな・・・」
「ど、どうして、どうして、奴らにあなたの事が!?」
「それをプードゥーの霊感と思うことがドラマをもっと面白くすることは確かだが・・・あんたが誰かに見張られている・・・ってところが現実だろうな」
(ストーリー)
Voo Doo(ブードゥー教)はカリブ海の島国ハイチ等で信仰されている民間信仰であり、アフリカの魔術とキリスト教の儀式がまじりあった密教である。
コーヒーの輸出会社の社長ジョン・ハシェルがブードゥ―教の女司教オルガ・タボスに呪われているため、その司教を殺してほしいとゴルゴに依頼した。いわゆる呪術師でもある。元々、ハシェルはタボスにお願いして、今の会社の元社長を呪い殺してもらったことがある。そこで当時副社長だった自分が社長になることができた。呪い殺しかはともかく、元社長は交通事故で死んだのであった。
タボスはハシェルをゆすって、もっと金を出させようとした。しかし、ハシェルはそれに応じず、今、自分が呪われているという。
ゴルゴがハシェルの仕事に応じようとする、そのとき、泥人形が二体送られ、ゴルゴまで頭痛がして呪われた。
(解説)
「Voo Doo(前編)」の一幕である。ゴルゴがハシェルの仕事を引き受けた後、二人分の呪いの泥人形が送られてきた。そこでゴルゴが言った台詞である。
思い込みがいいときと悪いときがある。ビジネスを一番うまくいかせないことがあるとすれば、それはあなたの思い込みや悩むことで、行動を起こさないことにある。
恐らくビジネスの大半が失敗するようにできている。ユニクロの柳井会長だって、1勝9敗という書物を書いているくらいだ。行動しても10回中9回は失敗する。だから失敗すると思って行動したらやっぱり失敗した、自分はダメなんだと勝手に思い込んでしまう。でも10回の内1回は成功する可能性がある。だから失敗すると思い込まずに成功すると思い込んで行動することの方が大事である。
[教訓]
〇失敗するという思い込みは捨てよ。まずは成功すると思い込め。