「夢中で日を過ごしておれば、いつかはわかる時が来る。」
(解説)
夢中といっても、忙しく仕事をしていればいいわけではない。残業だの土日出勤をしていても、わかることは、このままでいいんだろうか、自分は何のために生きているのだろうかと疑問に思うだけだ。
まずは自分が夢中になれることを探さなければいけない。人から依頼された仕事をこなすのではなくて、自分から追い求めた仕事で、残業や土日出勤をしても、時間が立つのが忘れるくらいの仕事。それが夢中というものだ。
今度の土日、どこ行こうかな、と考えているということは夢中になれることはないと思った方がいい。それも人生には違いないが。
夢中になれることがあったら、それに没頭しているときはその他の事が気にならなくなる。いわゆる瞑想と同じような状況になる。このときこそ人は悟りを得られる。つまり自分のこの世における存在意義を見出せるのだ。言い換えれば、天命を知るという奴だ。残業はきついとか、土日は休ませてくれと思いながらしている仕事は天命ではない。残業代払えと労基に駆け込む奴も天命を知らない。別に知らないからって悪いことではないのだが、そういう奴は起業家ではないということだけだ。
[教訓]
〇時間が立つのを忘れるくらいのもの、それが天命というものだ。