「世が安らかになるのであれば、わしはいくらでも金を使う。」
(解説)
平和になるのであれば、ガンガンお金を使う、という意味であろう。平和とはタダではない。日本国内の治安が保たれているのは、別に日本人がおとなしいだけではなく、警察の方々が安全な社会にするために守って下さっているからである。警察の維持費は税金で賄っているが、あるジャーナリストによれば、日本の治安維持費は国民一人当たり1か月約2,400円となるのだそうだ。ただ恐らく、海外と比較して国民一人当たりの警察官が少ない割に犯罪率が低いのは、やはり日本人の性格によるところが大きいのだろう。今後、外国人の受け入れが加速し、貧富の差がより鮮明になってくれば、それに応じて犯罪率も上がると予想される。
スタッフに給料を高く払えばいいわけではないが、リーダーとしては、社内の雰囲気を良くするために、福利厚生を充実させ、働きやすい環境の構築にお金をかけることは、会社自体が殺伐とせず、生産性を高まることと思われる。ブラック企業はモチベーションを下げ、体調を悪化させるようなことになり、安らかにはならない。ひいては生産性を落とすことになろう。
[教訓]
〇働きやすい環境を構築するために、お金を使え。