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働く動機はお金だけなのか?

聖書に以下の事を学ぶ。

イエスがわざわざ悪魔から誘惑を受けるために、霊に導かれて荒れ野に出かけた。40日間断食し、空腹を覚えたときに、誘惑する者が出てきた。

「神の子なら、これらの石がパンになるように命じたらどうだ。」

それに対して、イエスは次のように答えた。

「人はパンのみにて生きるものではない。

神の口から出る一つ一つの言葉で生きる」

この言葉は、一般的に人間が生きていくためには、衣食が足り、お金があってもそれだけで幸せになれるわけではない、と解されている。

できる限りいい会社で働くのは、報酬もそれなりにもらえるからだ、といって報酬ということを考えると、案外二番手の会社で働いた方が、報酬が高かったりする。報酬だけでなく、人に自慢のできる会社で働きたいという見栄もある。

また、仕事はお金だけではないという考え方もあるだろう。高報酬の仕事は、ストレスがたまることが多い。会社で出世をすれば、給料は上がるが、部下のマネジメントも必要になるし、部下のしりぬぐいもしなきゃならない。逆に上司のしりぬぐいをしている部下もいなくはないが。

昔の会社だと、係長や課長、部長と昇進するとなんか鼻が高い気がした。でも今では負担だけ増えて、お金の割には合わない仕事というのも少なくはない。

フリーランスや起業を志す人の中でも、必ず、高額報酬だけを狙いに行く脱サラとは限らない。自分のしたい仕事をしたいだけするというスタイルで働いている人も多い。但し、フリーランスや起業をしても、どこかの会社の業務委託という形では、不安定な会社の従業員と全く変わらない。実際は、指示命令系統は存在している。場合によっては、安くつかわれてしまう存在になりかねない。会社としては当然、従業員の雇用が第一だから、会社の業績が悪ければ真っ先に着られるのは外注先だ。よほどのスキルを持っていなければ。

お金以上に好きな仕事をやりたい、ときれいごとを言っても、本当に好きな仕事で食べていける人はどれだけだろうか、一定程度は自分のしたくない仕事もしなければ、やはり食べて

イエスがわざわざ悪魔から誘惑を受けるために、霊に導かれて荒れ野に出かけた。40日間断食し、空腹を覚えたときに、誘惑する者が出てきた。

「神の子なら、これらの石がパンになるように命じたらどうだ。」

それに対して、イエスは次のように答えた。

「人はパンのみにて生きるものではない。

神の口から出る一つ一つの言葉で生きる」

この言葉は、一般的に人間が生きていくためには、衣食が足り、お金があってもそれだけで幸せになれるわけではない、と解されている。

できる限りいい会社で働くのは、報酬もそれなりにもらえるからだ、といって報酬ということを考えると、案外二番手の会社で働いた方が、報酬が高かったりする。報酬だけでなく、人に自慢のできる会社で働きたいという見栄もある。

また、仕事はお金だけではないという考え方もあるだろう。高報酬の仕事は、ストレスがたまることが多い。会社で出世をすれば、給料は上がるが、部下のマネジメントも必要になるし、部下の尻ぬぐいもしなきゃならない。逆に上司の尻ぬぐいをしている部下もいなくはないが。

昔の会社だと、係長や課長、部長と昇進するとなんか鼻が高い気がした。でも今では負担だけ増えて、お金の割には合わない仕事というのも少なくはない。

フリーランスや起業を志す人の中でも、必ず、高額報酬だけを狙いに行く脱サラとは限らない。自分のしたい仕事をしたいだけするというスタイルで働いている人も多い。但し、フリーランスや起業をしても、どこかの会社の業務委託という形では、不安定な会社の従業員と全く変わらない。実際は、指示命令系統は存在している。場合によっては、安く使われてしまう存在になりかねない。会社としては当然、従業員の雇用が第一だから、会社の業績が悪ければ真っ先に着られるのは外注先だ。よほどのスキルを持っていなければそうなる。

お金以上に好きな仕事をやりたい、ときれいごとを言っても、本当に好きな仕事で食べていける人はどれだけだろうか、一定程度は自分のしたくない仕事もしなければ、やはり食べてはいけない。

「パンのみにて」を拡大解釈して消費者サイドから考えてみれば、安ければいいとしか考えない層は一定程度いるものの、安かろう悪かろうを心得ている消費者も少なくない。マッサージ一つとってみても、安いものはそれなりで、ある程度高いサービスを受けた方が、持続性が高かったり、本当に効果があるような気がしてくる。

業者選びもパン(=金)だけではない、自分とのニーズに本当に合致しているか、そしてサービス提供者と自分との相性が合っているかが何よりも必要だ。

[教訓]

〇お金だけを仕事の判断基準にすると余計な負担を背負うことになる。

〇消費者も安けりゃいいというものばかりではない。リーズナブルな報酬を払って満足度の高いサービスを欲する人もいる。

この記事を書いた人
経営学博士。経営学は座学より実学をモットーに大学院在学時より、サラリーマンで修業。一部上場企業の財務、メガバンクでの不良債権処理、 上場支援、上場後の投資家向け広報、M&A、事業承継等を経験。 数千の経営者と身近に接することが多く、数多くの成功例や失敗例を見てきた。 一人でも多くの成功者を輩出することが自らの天職と考え、現在は独立し、起業家に対して、ファイナンスやマネジメントまわりのサポートを行っている。 起業家モチベーター。
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