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自分にあった稼ぎ方と適切なパートナーとは

聖書に以下の事を学ぶ。

「わが子よ、父の諭しに聞き従え。

母の教えをおろそかにするな。

それらは頭にいただく優雅な冠、

首にかける飾りとなる」

父や母の言うことが必ずしも正しいとは限らないが、父や母、教師等、先人の教えには耳を傾けておいた方がいい。そこから得られるものが必ずあるはずだ。そのアドバイスを完全に守る必要もないが、生きていてその経験から学ぶことはある。むしろ失敗談などは聞いておいた方が良い。

「わが子よ、ならず者があなたを誘惑しても組してはならない。

・・・

彼らの道を共に歩いてはならない。

その道に足を踏み入れるな。

・・・

網を仕掛けるのは徒労だ。

待ち伏せて流すのは自分の血。

これが不当な利益を求める者の末路。

奪われるのは自分の命だ。」

ブラックな領域で稼ごうとする輩がいる。一見、ものすごく儲かるようにも見える。ワンショット何億円なんて言う大きな話を個人レベルでやっている人がいたら、少し怪しんだ方がいい。どこかに落とし穴があることの方が大きい。大抵は、単なるほら話だが、実はあなたを嵌めようと思っている場合もなくはない。

自分と稼ぎ方の異なる人は、身近に置かない方がいい。どうせ、自分で料理(仕事を完結)できないからどのみち儲からない。また、オレオレ詐欺の受け子は多分知っていてだろうが、それ以外にも詐欺と知らずに詐欺に加担してしまう話が少なくない。自分がサラリーマンをやっていたときの年収を考えれば、あなたがどの程度しか稼げないことはわかっているはずだ。年収で一桁違ったら、その話には近づかない方がいい。どこにならず者がいるか分かったものではない。一番悲惨なのは、詐欺だと思っていなかったが、詐欺のお金の流れの中に自分が入ってしまうこと。決してならず者に近づいてはならない。

[教訓]

〇先人の教えには耳を傾けよ。むしろ成功談よりも失敗談に注意して聞け。

〇自分と稼ぎ方の異なる人と一緒に仕事をするな。自分が何もできないから儲からない。

この記事を書いた人
経営学博士。経営学は座学より実学をモットーに大学院在学時より、サラリーマンで修業。一部上場企業の財務、メガバンクでの不良債権処理、 上場支援、上場後の投資家向け広報、M&A、事業承継等を経験。 数千の経営者と身近に接することが多く、数多くの成功例や失敗例を見てきた。 一人でも多くの成功者を輩出することが自らの天職と考え、現在は独立し、起業家に対して、ファイナンスやマネジメントまわりのサポートを行っている。 起業家モチベーター。
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