世界の歴史を題材とした起業家応援メディア

お客様の財布を自発的に開かせる方法

聖書に以下の事を学ぶ。

「いかに幸いなことか

神に逆らう者の計らいに従って歩まず

罪ある者の道にとどまらず

傲慢な者と共に座らず

主の教えを愛し、その教えを昼も夜も口ずさむ人。

その人は流れのほとりに植えられた木。

時がめぐりくれば実を結び葉もしおれることがない。

その人のすることは全て繁栄をもたらす。

神に逆らうものはそうではない

・・・

神に逆らう者の道は滅びに至る。」

ここで主の教えは「成功法則」としてみよう。

成功法則を愛して、その法則を心にとめ、実践する人は、大きな川が近くにあり、水が絶えない場所に植えられた植物のようなもので。時間がたてば必ず実を結ぶし、葉もしおれず繁栄する。逆に成功法則を無視して逆らえば、決して繁栄することはなく、没落する。

成功法則の一つは、お客様の立場でサービスを提供できるか、ということがある。単に自分都合で、自分が提供したいように、自分がやりたいことをビジネスにする人がいるが、それがお客に望まれたサービスでない限りは、お客様に見向きもされない。

そのサービスをお客様が本当に欲しがっているか、欲しがっているとしたらいくらぐらいが適切なのか、提供の手段はお客様に便利か、そこまで考えつくさなければならない。

往々にして自分のやりたいこととお客様が欲しいことはずれている。というか自分がやりたいことは、お客様は欲しくもないものだ。それはあなただけが望むものにすぎない。

今一度、お客様が何を望んでいるかを考え直してみよう。お客様が望んでいる商品やサービスの中で、比較的に自分が好きと思えるものを提供していけば、時間がたてば必ず実を結ぶ、川のほとりの植物となりえる。単に自分が好きな商売やサービスというもの、自己都合型ビジネスは、砂漠に落とされた種のようなもので、永遠に芽が出て育つことはないのだ。

[教訓]

〇お客様の欲しいものを適切に、適時に提供することが成功の法則である。

〇あなたのサービスは自分の売りたいものか、お客様が欲しいものかを確認せよ。前者の場合にはいくらどう頑張っても売れない。

この記事を書いた人
経営学博士。経営学は座学より実学をモットーに大学院在学時より、サラリーマンで修業。一部上場企業の財務、メガバンクでの不良債権処理、 上場支援、上場後の投資家向け広報、M&A、事業承継等を経験。 数千の経営者と身近に接することが多く、数多くの成功例や失敗例を見てきた。 一人でも多くの成功者を輩出することが自らの天職と考え、現在は独立し、起業家に対して、ファイナンスやマネジメントまわりのサポートを行っている。 起業家モチベーター。
SNSでフォローする