聖書に以下の事を学ぶ。
アブラムはロトとその財産だけでなく、他の王に属していた人々も解放した。その王はアブラムに財産を渡すというが、アブラムは不要という。その理由は、財産を残しても自分の子孫がいないからであった。神様は「報酬は受け取れ」というが、アブラムは神様相手に愚痴っている。「あなたはわたしに子孫を与えてくださいませんでした」と。
そこで神様は「あなたから生まれるものが後を継ぐ」といい、さらに次の言葉をかける。
「天を仰いで、星を数えることができるなら、数えてみるがよい。あなたの子孫はこのようになる」と。
あなたも思い通りにならないことがあれば、星空を眺めてみるとよい。星空もいいが、無人島でひたすら海平線のかなたを見て、波打ち際の音を聞いていても、感じるものはある。星空にしても光で地球から何万年もかかるようなところからきているし、自然の偉大さに自分の思いなんて、ものすごくちっぽけであることに築く。ちょっと現実逃避かもしれないが、たまには心のデトックスも必要だ。
神様はアブラムに満天の星空に数えきれないほどの数字を見せた。これがあなたの望む結果になると。仮に自分のお客様や収入が星の数ほどになる、と希望を持てれば、それはそれで勇気づけられる。
星空と言えば、流れ星が流れる間に心の中で3回願い事を唱えるとかなう、とされている。起源はいくつかあるが、そのうちの一つは、流れ星は神様が下界を除くときに、少し隙間を開けるときに光が漏れる、神様がそのときに願いを聞いてくれるから、願いが叶うと考えられているようだ。
しかし、そもそも流れ星を見つけることも困難であり、ずっと夜空を見上げているわけにもいかない。たまたま流れ星を見つけたとしても、自分の願いを3回心の中で唱えられるかも疑問だ。
流れ星が流れる間に心の中で3回願い事を唱えられるかどうかは、普段、あなたがその願いに向けて努力しているかにかかっている。それを強く望んでいるかどうかだ。
心の中で思っていることは、そのうち実現する。たまたま訪れた流れ星を見た瞬間、あなたが強く望んでいれば、それを3回唱えられるだろう。だから、このような流れ星の伝説が生まれたに違いない。
成功したければ、それを強く望め、ということになる。
[教訓]
〇思い通りにならないことがあり、モチベーションが下がったら、星空を眺めて、心のデトックスをせよ。
〇流れ星が流れるうちに3回願いを唱えられるほど、普段から夢は意識しておけ。