聖書に以下の事を学ぶ。
「わたしはあなたに知恵の道を教え
まっすぐな道にあなたを導いた。
歩いても、あなたの足取りはたじろがず
走っても、つまずくことはないであろう。」
自分で道を作るのは、本当に困難だ。道を作りながら、我々は歩かなきゃならない。実際は道を作るだけで気力体力が奪われる。ビジネスをしていて思うことは、上手くいくときには勝手に目の前に道が開けてくる。きちんと舗装した道路が出来上がっていくようだ。
神様に教えられた知恵の道というのは、自らのビジネスが社会的なニーズに合致して、成功法則に乗っているものと言える。自分が歩いた先に舗装された道が出来上がっていき、しかもまっすぐであるから、たじろがず、走っても躓かない。
自分で作った道で、成功法則に乗っていないビジネスは、自分で砂利を担ぎ、取り急ぎ砂利道を作り、そこをはだしで、しかも目をつぶって歩くようなものだ(あるいは夜中に歩く)。先が見えないから、歩けないし、しかも痛い。
「神に従う人の道は輝ける光
進むほどに光は増し
神に逆らう者の道は闇に閉ざされ
何に躓いても知ることはない」
神に逆らうとは違法なもの、倫理に反するものでもあるが、成功法則に則っていないものということもできよう。
「何を守るよりも自分の心を守れ
そこに命の源がある」
いやいやながら、売りたくないものを売らなきゃならないこともある。しかし、それが自分の気持ちに反していて、とても我慢できないものであれば、その会社にとどまってはいけないと思う。気持ちが持たない。お客様を騙して平気な営業マンもいると思うが、普通は良心が痛む。痛まなくなったらもう終わりだ。
本当に心から売りたいもの、お客様に本当に喜んでもらえると本心から思えるものを売ることが、自分の生きる力となり、本当に生きていてよかったと思える。人生は常にそうありたいものだ。だからいやいやながらやらなきゃならない仕事なんて、お金になったとしてもやめた方がいい。生きる活力を失ってしまう。
[教訓]
〇成功法則に乗っているビジネスは、扉が開き、舗装道路が勝手にできていく。
〇いやいやながら仕事をするな。お客が喜ぶと本心から思えるものを売ることが自分の生きる力となる。自分の心を守らない限り、生きている価値を見出せない。