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リーダーは孤独。自分だけは信じろ。

「人と物争うべからず、人に心を許すべからず。」

(解説)
現代語訳をすれば、「物を原因に人と争っても仕方がない。他人に心を許すべきではない。」ということである。

モノだけでなく、カネとも言えそうだ。人と争うと無用な反発や妬みを買うことになる。だから、自分がグッとこらえておけば、その場は腹が立つけれども、それ以上悪化することはない。もちろん一方的に殴られるのは癪だし、抵抗しなければならないときはある。限度はわきまえ、我慢するときはする。それでその場がスムーズになるのならやむなし。

また、人に心をゆるせば、付け込まれることもあるし、足元をすくわれることもある。戦乱の世にあって、信じられるのは自分一人。リーダーは我慢する。そしてあまり信用しすぎないようにする。本当に孤独な存在と言える。

[教訓]
〇リーダーは無用な争いをするな。
〇リーダーはひたすら我慢せよ。

この記事を書いた人
経営学博士。経営学は座学より実学をモットーに大学院在学時より、サラリーマンで修業。一部上場企業の財務、メガバンクでの不良債権処理、 上場支援、上場後の投資家向け広報、M&A、事業承継等を経験。 数千の経営者と身近に接することが多く、数多くの成功例や失敗例を見てきた。 一人でも多くの成功者を輩出することが自らの天職と考え、現在は独立し、起業家に対して、ファイナンスやマネジメントまわりのサポートを行っている。 起業家モチベーター。
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